2021-06-08 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
福島県の農家は、これ、震災と原発事故と、それから一昨年来の台風被害と、それから桃のせん孔細菌病というんですかね、それから梨の黒星病とか、こういう被害に見舞われていると。福島県知事は、補正予算を組むに当たって、農家の皆さんの心が折れることなく希望を持って営農を続けてもらえるようにということで検討してきたそうなんです。
福島県の農家は、これ、震災と原発事故と、それから一昨年来の台風被害と、それから桃のせん孔細菌病というんですかね、それから梨の黒星病とか、こういう被害に見舞われていると。福島県知事は、補正予算を組むに当たって、農家の皆さんの心が折れることなく希望を持って営農を続けてもらえるようにということで検討してきたそうなんです。
実際に、一昨年ですと台風十九号の被害もあった、昨年は実は桃せん孔細菌病の被害もありまして、そして今年はこのような形での凍霜害です。 御存じのとおり、この委員会でも私は何回も取り上げさせていただいていますけれども、ALPS処理水の海洋放出の問題もありまして、地元の第一次産業を含めて、多くの方々は本当に厳しい状況の中で現場で働くということになっています。そんな状況です。
そしてまた、ことしになりまして、近くの桑折町を中心といたしまして、御存じのとおりだと思いますけれども、桃の産地なんですけれども、献上桃の産地でありまして、ここでは桃せん孔細菌病が大変蔓延しまして、厳しい状況にありました。
また、今お話のありました福島県の事例では、平成二十六年に、葉や果実に穴をあけ、樹勢低下や果実の商品価値を低下させる桃せん孔細菌病が広範囲に広がったところでございます。
防除対策を徹底するためにどのような具体的な策を講じているのかお伺いしたいと思うんですが、例えば、四月の十六日には桃せん孔細菌病の注意報が和歌山県に出されたということであったり、十一日には北海道でリンゴの黒星病の注意報が出されたということで、その年で、いろいろな気候によって病気の発生状況等は違ってくるわけなんですけれども、それでもどうしてもゼロにはならないわけで、そのために、病気等が、細菌等が蔓延しないようにしっかりと
今おっしゃっていただいた桃せん孔細菌病につきましては、対策会議というか、そういう形で、産地の方々が福島県内にお集まりになっていろいろな検討をしていくということでありますが、これにつきましても、オブザーバーとかそういう形ではなくて、やはり前面に出ていただいて、実際に、せん孔病の多発生の要因の解明、あるいは効果的な防除法、そして効果的な薬剤の登録促進ということなど、いろいろな課題があるということ、そしてまた
そうした中、今回の桃せん孔細菌病は、大変皆さん御心配だと思います。これに関しましてのいわゆる桃せん孔細菌病の防除技術研究に係る検討会におきましては、農林水産省は、オブザーバーではなく、正式メンバーとして参加をさせていただいているところでございます。
地元の桃農家の方々も、やはり風評被害と戦いながら日々頑張っているわけですが、残念ながら、桃の伝染病であります桃せん孔細菌病、この病気の対策というものに大変御苦労されているという状況でもあります。
○西川政府参考人 火傷病に関する研究についてのお尋ねでございますけれども、御案内のように、火傷病はリンゴ、ナシに重大な影響を及ぼす細菌病でございまして、ただ、これは我が国では発生しておりません。
万一火傷病が日本に侵入をした場合の根絶防除のための経費につきまして具体的に試算をするということはなかなか難しいわけでありますが、火傷病に類似をしたナシの枝枯れ細菌病というのがございます。これは北海道のごく限られた地域に発生をしたことがありますが、その際に、防除のために一億四千万ほどの防除費用がかかったという例がございます。
それから、湿潤になりますと葉に斑点が出る斑点細菌病というのが出やすいということでございまして、これの防除等の徹底というのが二つ目でございます。それから、湿潤でありますし、地温が低いということでございますので、三番目には、中耕などによります通気性の確保、それから地温上昇対策の実施というのが三番目でございます。それから、植えたものの活着不良等がございまして、中には欠株箇所が出ております。
沖縄、奄美群島等に発生しているウリミバエ、ミカンコミバエ等の防除のための特殊病害虫特別防除事業に助成いたしますとともに、枝枯細菌病のまん延防止等を図るための特殊病害虫緊急防除事業に助成いたしましたほか、引き続き検疫体制を整備する等植物防疫所の機能の強化を図り、検疫及び消毒の安全迅速化のための技術開発等を推進いたしました。
さらに、沖縄、奄美群島等に発生しているウリミバエ等の防除のための特殊病害虫特別防除事業(沖縄)及び奄美群島等特殊病害虫特別防除事業に助成いたしますとともに、枝枯細菌病のまん延防止等を図るための特殊病害虫緊急防除事業に助成いたしました。 このほか、引き続き、検疫体制を整備する等植物防疫所の機能の強化を図り、新技術の導入等により植物の輸入検疫を円滑かつ的確に実施いたしました。
更に、沖縄、奄美群島等に発生しているウリミバエ、ミカンコミバエ等の防除のための特殊病害虫特別防除事業(沖縄)及び奄美群島特殊病害虫特別防除事業に助成いたしますとともに、枝枯細菌病のまん延防止等を図るための特殊病害虫緊急防除事業に助成いたしました。 このほか、引き続き、検疫体制を整備する等植物防疫所の機能の強化を図り、検査及び消毒の安全迅速化のための技術開発等を推進いたしました。
例えばキュウリの斑点細菌病というのがございますが、こういう空気伝染性の病害が一一%、それから土壌線虫害、これが七%、それから生理障害というのがございますが、これが五%というようなことで、全体の中で今後技術対応、研究対応として重点を置くべきところが土壌伝染性の病害の防止技術、そういうような意味での調査結果がはっきりしております。
今後問題になりやすい稲の白葉枯れ病あるいは野菜の細菌病といったところについても適切な注意を払い防除していかなければならない、かような状況に相なっております。
○政府委員(二瓶博君) 桃のせん孔性細菌病の防除薬剤でございますけれども、本年度、日本植物防疫協会、これがメーカーの方から農薬の委託試験を受けております。その薬といたしましては、KK791と、それからPC3011という二薬剤につきまして、効果試験等を実施しておるわけでございます。来月の中ごろになりますれば、この効果試験の成果等を検討するという場が持たれる予定になっております。
特に桃のせん孔性細菌病、特に福島、佐賀、岡山、山梨等で相当の発生を見た。ところが、これ特効薬が今日なお開発されておりません。大変栽培農家が不安に駆られまして、早く開発をしてほしい、特効薬を欲しいという強い期待があるわけでございます。
○鈴木(強)委員 あなたは、御質問をしていくと、やっているということを小刻みに出すわけだけれども、こういうことは、最初あなたの方の姿勢としてぴしっと出していただいて、そして、せん孔性細菌病というのは一夜にして商品価値をなくすような非常に恐ろしい病気だから、早くこの農薬を開発してほしいということを私は大臣にお願いしたわけですから、そういう点から言えば、このせん孔性細菌病の予算を組まないのは、せっかくそういう
○本宮説明員 五十三年度には、この事業の対象には、桃のせん孔性細菌病はしておりませんが、今後この病気の推移を見守りまして対象とするか否かを検討してまいりたいと思います。
○本宮説明員 先ほど申し上げましたように、抗生物質の使用については農薬の安全性の問題から非常に厳しい制限もございますので、なかなか使いがたい面もございまして、ストレプトマイシンだけではなかなか細菌病がとまらないという傾向がございましたが、トップジンM、チオファネートメチル剤でございますが、これはたとえばリンゴの腐乱病等にも相当効果を上げておりますが、この農薬を加えた新しい農薬が相当に効果があるというように
それから次に、せん孔性細菌病の農薬の問題に関連してお尋ねしたいのですが、実は全体的に農薬がどの程度ございますか、メーカー別、種類別、それから生産高、そしてそれぞれの農薬の値動きがどういうふうになっておりますか、そういうのは時間がありませんから、ひとつ資料でお願いすることにしまして、私が昨年の予算委員会で問題にしまして当時農林省からお答えをいただいている問題の中で、せん孔性細菌病の防除薬の問題が一つはございます
○本宮説明員 ただいま先生の御指摘のございました桃のせん孔性細菌病でございますが、御指摘のとおり桃の重要病害でございまして、五十一年は山梨県で大発生を見たのでございます。その後、五十二年の経過につきましては、山梨県と十分連絡をとりまして、桃のせん孔性細菌病の発生予察及び防除対策につきまして毎月県から御報告いただくということで、これの発生を見守ってまいりました。
また、福島県湯野農協では、八月の長雨によって、昨年に引き続き桃にせん孔細菌病が多発し、裂果、腐敗被害が著しく、これに対する救済措置特に果樹共済制度の改善と数年前から進められているせん孔細菌病防除技術の早急な研究開発が望まれております。 次に、農用地開発公団が施行しております麓山地区の畜産基地建設事業は、昭和五十四年度の完了を目標に進められており、一部入植も行われております。
○説明員(堀川春彦君) 桃のせん孔細菌病、それからブドウの晩腐病の問題でございますが、これにつきましては、気象条件とも病気の発生のしぐあいが関係してまいるわけでございます。特に雨の関係があるわけでございますが、それ以外にも土壌条件でございますとか、それから罹病種の切除等の営農的な防除対策が肝要でございまして、こういったことを含めまして、総合的な防除施策を講ずるということに相なっております。
○堀川政府委員 桃のせん孔細菌病の発生につきましては、近年大体二千三百ヘクタールぐらい全国ベースではございまして、作付に対する比率は一三%程度でございます。本病の発生の態様を見てまいりますと、地域的に申しまして、傾斜地にあります果樹園で、土壌の流亡だとか地力の減退が起こるといったときには、これは樹勢が衰えてまいりますので、そういうときにかかりやすいという傾向が見られます。
それからその次に、山梨県は御承知のように桃やぶどうの産地でございますが、一つ困りましたのは、桃のせん孔細菌病というのが発生いたしまして、これはもうバクテリアが、菌はバクテリアだそうでございますが、すでに福島県とか山形県とかその他の県にもございまして、いままでもいろいろ検討していただいておるのでございますが、これはなかなか農家にとりましては強敵でございまして、一たんかかりますといまだにこれを防除する薬剤等
たとえて申しますと、昔問題になりました細菌病によります結核等はすでに余り問題にならなくて、むしろ脳卒中とか、がんとか、そういうふうな老人病等が非常に問題になっておりまして、これら最近の疾病構造あるいは死亡構造等を考慮いたしました、いわゆる医療技術というものを取り上げまして、それぞれ研究開発目標の展開図を包括的に示してございまして、これに基づいて今後の国民生活に密着した研究開発を大いに進めろと、こういうことでございます
つまり、魚の中にウイルス病とかあるいは細菌病が急激にふえているという状態があるのであります。数年前フランスからウナギの白子が入ってまいりましたが、そういうことがほかのウナギにも感染いたしまして、ウナギが全滅をしたというような事例もあるわけでございます。 ところが、御承知のとおり、今日植物を外国から輸入いたしたりしますときには、植物防疫法によってずいぶん検疫も受けます。